2020年東京オリンピックでバレーボール競技が、パラリンピックで車いすバスケットボール決勝戦が行われる予定の「有明アリーナ」の運営社について2019年3月29日、アミューズや電通など10社(株式会社アミューズ、株式会社電通、株式会社NTTドコモ、日本管財株式会社、Live Nation Japan 合同会社、株式会社電通ライブ、アシックスジャパン株式会社、株式会社NTTファリシティーズ、クロススポーツマーケティング株式会社、株式会社三菱総合研究所)からなるコンソーシアムグループに候補者決定しました。
2020年東京オリンピック、パラリンピックも気になりますが、その後の使い道も気になるところです。「有明アリーナ」は地上5階建て、東京都江東区有明の屋内競技施設です。約15,000席を備えるメインアリーナや車椅子競技者対応の更衣室、飲食物販店舗区画、ジム、スタジオ等の設備があります。アミューズは運営について以下のようにコメントしています。
コンセッション方式によるアリーナ運営は国内でも初めての試みとなり、民間企業のノウハウを最大限に活用し、都民のスポーツムーブメントを創出し、コンサート等のイベント開催により新たな文化を発信するとともに、都民サービスの向上を図り、有明アリーナを東京の新たなスポーツ・文化の拠点とすることを目指します。
http://ir.amuse.co.jp/20190329_ariakearena.pdf
エンターテインメントの知見と、スポーツを融合させた「スポーツ&エンターテインメント・アリーナ」の確立に取り組んで行く考えで、10社の融合がどんな新しいスポーツ環境を練り上げていくのか期待が高まります。スポーツイベントやコンサート会場としての活用は勿論のこと、もし五輪後に施設を一般開放するならば、車椅子の方にも配慮したつくりである為、より幅広い層が気軽に楽しめるスポーツ施設になるかもしれません。