エンプティカロリーと聞いて、カロリーが少ないと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
エンプティカロリーとは、カロリー(糖質)以外の栄養素がエンプティーということで、糖質以外の栄養素はあまり入っていない、ということですので、カロリー(糖質)はしっかり入っています。
また、お酒のカロリーは優先して消費されるから、という話もありますがこれは、さまざまな栄養素が入っている方が「消化→吸収→消費」されるまでの時間が長くなり、消化の過程が省かれる単純な糖質ほど、その時間が早いということです。
ですが、ことはそう単純ではありません…
消費まで早ければ太らないはウソ!
なぜなら、インスリンの働きが存在するからです。
急激な血糖値の上昇を元に戻すためインスリンの大量分泌が起こり、結果使い切れなかったカロリーは脂肪として蓄えられます。
急激に上がった血糖値、そのカロリーを消費しきれるだけの身体活動をお酒を飲みながら行うなど不可能です。
また、お酒とセットで美味しい料理は頂きませんか?お酒のカロリーが優先して消費されたとしても、その他のカロリーは後ろに控えています。
お酒との上手な付き合い方
毎日晩酌をする方、お仕事で飲み会がある方、様々だとおもいますが、最後にお酒との上手な付き合い方の例をまとめてみます。
●飲む量を決める
例えば、ビールを飲む場合の量の調節は、ビールをノンアルコールビールと割るなどすればアルコールの量を減らしながら、飲む量を増やすことができますことができます。
●飲む時間を決める
時間の調節は、就寝する寸前の飲酒は眠りの質を悪くするだけではなく、余分なカロリーを体に入れて休息モードに入るので余分な脂肪を蓄積しやすいですので早い時間までの飲酒にすることをオススメします。
●お酒を飲む前に、血圧を測ったり体重を測る
現在の自分を客観的に見ることで、数値が悪ければ少し控えようとなりますし、数値が改善傾向にあれば気をつけていることを続けようとなるはずです。数値が良くて油断しないことが大切です。
以上、お酒との上手な付き合い方でした、飲酒をすることがストレス発散になったり、人との繋がりになることもあると思います。また、酒は百薬の長ともいわれていますので、バランス良く付き合っていきたいですね。