六本木の東京ミッドタウンは2019年6月22日～23日の2日間に渡って多くの人で賑わいました。「ロカボフェスティバル2019＜長友佑都のファットアダプト食事法イベント＞」に登場したのはサッカー日本代表長友佑都選手と、長友選手の専属シェフである加藤超也シェフです。加藤シェフは、長友選手の食事法に関して、「第1に糖質量のコントロールを行い、１食あたり40g～60gで日々管理を行っています。さらに、タンパク質と良質な脂質をPFC(3：4：3)のバランスでとる事を3年間続けています。」と語りました。

グルテンフリー、低炭水化物、低糖質、低GIなど…様々な呼び方がありますがロカボもその一つ、ローカーボ(低糖質)を意味しています。ダイエット法として大人気となった一方で極端に炭水化物を抜いてしまう方が後を立たず、健康被害が出るなど問題となりました。しかし、悪いことばかりではありません。認知が広まったことで、ロカボがより身近な選択肢として極端なことをしなくても、簡単に取り入れることができるようになったのです。

2019年7月8日にオープンする「Loca Bran～ロカブラン～」は南大阪初の低糖質ダイニングです。食材から調味料まであらゆる食品の糖質量を調べ上げることからスタートした自信のメニューは、美食と健康を両立する美味しいロカボ料理として提供されます。メニューは、ランチ３種類、ディナー３種類のコース料理がメインで、コース全体の合計糖質量が約20g～40gに収まるように構成されています。ロカブランは、店舗オープンに先駆け「きっとおそらく多くのお客様が望まれているであろう“外食でも太らない”という夢のようなレストラン。」「南大阪初の低糖質ダイニング店として、ロカボのブランド“ロカブラン”という名に相応しいようなお店を目指していきます。」と語っています。

一般家庭の食卓でもロカボは気軽に取り入れられるようになりました。パン粉や小麦粉の変わりに「おから」を使う「おからレシピ」はトレンドとなるほど注目度が高く、家庭料理の選択肢として定着しつつあります。

家庭内でのロカボとしてネクストブレイクを狙うのが米・シリコンバレー発、グルテンフリー調味料Jenny Song（ジェニーソング）です。保存料や化学調味料、遺伝子組み換え原料は一切使用せず、グルテンフリー、かつアレルギーのある方にも安心な調味料として知られ、アメリカでは大手スーパー1000店舗以上で取り扱われています。

2019年3月に行われたFOODEXJAPAN2019で日本初上陸し、ジェニーソングのフォトジェニックなドレッシングが紹介され話題となりました。ドレッシングの種類が個性的で“たまり醤油ソース”“プレミアム味噌”など、やたら和風…。実は開発者のJenny Kwon（ジェニークワォン）氏はシリコンバレーの中心で20年間日本食レストランを経営していた日本料理シェフなんです。調味料は和な味付けもありながら、塩分は他社製品の70％以上も少ない健康的な仕上がりで、子供からお年寄りまで、誰でも安心して口にできる調味料として人気を博しています。

現在、味噌や醤油を選ぶ時、減塩が当たり前に存在するように、減糖質やロカボ版のようなものが、当たり前の選択肢に含まれる日も近いのかもしれませんね。

■Loca Bran～ロカブラン～
　所在地
　　〒596-0827
　　大阪府岸和田市上松町3046
　営業時間
　　11:00-22:00
　お問い合わせ
　　TEL: 090-3464-8188

■ロカボフェスティバル2019＜長友佑都のファットアダプト食事法イベント＞
　主催
　　一般社団法人 食・楽・健康協会
　協賛
　　株式会社明治、江崎グリコ株式会社、サラヤ株式会社、JA全農たまご株式会社、日清オイリオグループ株式会社、日本リコス株式会社、株式会社浅田飴、カルビー株式会社、株式会社紀文食品、竹本油脂株式会社、株式会社デルタインターナショナル、森永乳業株式会社、株式会社モンテール、株式会社ローソン、株式会社平田牧場、株式会社ココカラファイン