お子様を持つご家庭の中では、オリンピック選手にならなくてもいいので「なにかスポーツをやらせたい」、自分が達成できなかった「夢を追いかけて欲しい」そんな親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は「子供の成長時期と習い事」に注目していきたいと思います。
A.ゴールデンエイジとは?
B.時期によって3つのゴールデンエイジが存在する?
C.子供の習い事ランキング!
A.ゴールデンエイジとは?
「ゴールデンエイジ」という言葉を聞いたことのある方もいらっしゃると思います。ゴールデンエイジを簡単に言うと「センスを磨くことのできる時期」です。
運動神経が良くなり「スポーツが上手くなる」指先が繊細になり「楽器や絵画が上手くなる」など、何かを上達させるために大切な時期が「ゴールデンエイジ」です。
B.時期によって3つのゴールデンエイジが存在する?
個人差はありますが「約3歳~14歳頃迄」がゴールデンエイジとされ、3つの時期に分けられます。
「プレゴールデンエイジ」3歳~8歳
運動における様々な動作を経験して、基本的な体の動かし方を身につけておくべき時期です。まだまだ自分の体のコントロールが難しい時期ですので、様々な遊びや簡単なスポーツを体験させることが効果的です。
「ゴールデンエイジ」9歳~11歳
思ったように体のコントロールができるようになる時期です。プレゴールデンエイジ時期に動作を身につけていると、動きを見ただけですぐ理解でき技術を習得できるようになります。技術やセンスが大きく伸びる時期です。
「ポストゴールデンエイジ」12歳~14歳
すでに約9割の神経系統が形成されています。運動神経の成長が止まることで、以前のように短期間で急成長することが難しくなります。反復練習などを行い、いままで習得した技術をや動きの質を磨く時期です。ただ練習するのではなく、応用をきかせ、具体的に考えて練習を行い質の高いトレーニングに取り組むと効果的です。
C.子供の習い事ランキング!
1位・・・水泳
習い事ランキング不動の1位はやはり水泳です。体全体を動かすことができ、空間能力が鍛えられると言われています。また東大生の6割が小学生時代に習っていってこちらもダントツの1位です。スポーツ界では「大谷翔平選手(野球)」「錦織圭選手(テニス)」「澤穂希元選手(サッカー)」「本田圭佑選手(サッカー)」「杉山愛元選手(テニス)」などが幼少期に水泳を行っていたようです。
2位・・・男子:サッカー/女子:ダンス
サッカーは遊び感覚から始められ、走る止まる、ジャンプ、耐えるなど様々な運動の基本を覚えることができます。
ダンスは、体全体を動かしたり、手足の繊細な動きやリズム感覚を身につけることができます。
3位・・・武道
礼儀礼節を学ぶことができ、精神面も磨かれます。また護身術として自分の身を守る、大切な人を守ることにつながります。
その他にもランキング上位には「塾」「英会話教室」「ピアノなどの楽器教室」「習字」「そろばん」などの習い事もランクインしています。
またトップアスリートのほとんどが、幼少期に2~3種類のスポーツをしていたとの報告もありました。
ゴールデンエイジは一生に一度しかない、子供のセンスを磨いて伸ばす黄金期です。無理強いは禁物ですが、子供が興味を持つように導入してみたり、その子の興味に合わてみたりしながら、なにか習い事をはじめてみるのはいかがでしょうか。