日焼け対策をしっかりしていても「外に出る機会が多くてどうしても焼けてしまう」という方、気をつけていたけど「うっかり日焼けをしてしまった」という方は多いのではないでしょうか。

日焼けはやけどですので、つい焼けてしまった場合はまずは冷やすことと保湿をしっかりすることが大切ですが、その後ケアとしては、お肌の回復をサポートする【ビタミンACE(エース)】を摂取することをオススメします。

ビタミンACE(エース)とは？

ビタミンACEは「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」の3つのビタミンのことです。

■ビタミンA

▼働き
目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きがあります。不足すると、結膜上皮が乾燥・角質化したり、皮膚や粘膜が乾燥・肥厚・角質化が起こります。

▼含まれる食品
豚・鶏レバー、うなぎ、乳製品、卵などに含まれています。

■ビタミンC

▼働き
コラーゲンの生成に必須のビタミンです。また皮膚のメラニン色素の生成を抑えてくれますので、摂取することでより日焼けしてしまうことを防いでくれます。

▼含まれる食品
果実類、ピーマン、キャベツ、ブロッコリー、いも類、緑茶などに含まれています。

水溶性ビタミン(水に流れ出てしまうビタミン)ですので、包丁で切った後に水につけてしまうと流れ出てしまいます。また加熱処理で分解されてしまうため、サツマイモやジャガイモと一緒に調理することでビタミンCがでんぷんに守られるので分解を防ぐことができます、野菜スープにイモ類を一緒に入れてみては如何でしょうか。

■ビタミンE

▼働き
細胞の酸化を防ぎ、老化の防止をしてくれます。紫外線を浴びると活性酸素が発生します、活性酸素は身体の免疫を上げてくれる働きがありますが、増えすぎてしまうと肌などが酸化してしまいシミ・シワ・くすみなどの原因となりますので、これらを防止してくれます。

▼含まれる食品
ナッツ類、胚芽油、穀類、魚介類、緑黄色野菜に含まれています。ビタミンEは光に弱いので保存する場合は光を避ける必要があります。

※注意：どれも取りすぎは身体に悪影響が出ます。普段の食事とのバランスを考えて摂取するようにしましょう。

ビタミンACE以外にも非常に強い抗酸化作用があるリコピンの摂取をオススメします。トマト・スイカ・パプリカなどに含まれています。

日焼け後のスキンケアは「冷却・保湿・食」の3つのポイントを大切にしてみて下さい。今回は「食」で大切にしたいポイントをお届けいたしました。