ダイエットや健康を意識して、牛乳を豆乳にチェンジする方を多く見かけます。カフェでも豆乳を気軽に注文できるようになりましたが、なんとアメリカでは既に時代遅れ!今大人気の代替ミルクは「オートクミルク」なんです。その人気は、品薄になって買えないレベル。正真正銘アメリカの市場で最も人気のあるミルクがオートミルクです。
ダイエット女子に嬉しい栄養たっぷり
オートミルクはオートムギから出来た代替ミルクです。麦と聞くとグルテンが気になってしまいますが、オートムギはグルテンフリー食品であることが認められています。加えて、コレステロールは基本的にゼロです。
栄養豊富なのにヘルシーなのが売りではありますが、砂糖たっぷりのエンバミルクラテであっても大人気です。その理由は注目成分「大麦β-グルカン」にあります。
大麦β-グルカンは食後の糖質上昇を抑え、コレステロールを正常化。さらに満腹感まで持続させてくれます。
このような効果から、現在オートミルクは、アメリカ、カナダ、EU、オーストラリア、ニュージーランドで健康表示許可食品として扱われています。
オートミルクには、牛乳と同量のビタミンとミネラルが含まれています。強化オーツも牛乳も、1杯で1日に必要なビタミンAとビタミンDの約20%を摂取できます。ただしタンパク質は牛乳の1/4程しかありません。
飽和脂肪を減らし、不飽和脂肪の摂取を増やしたいダイエッター向けのミルクと言えるでしょう。
豆乳より人気な理由
とはいえ、どうして豆乳はトレンドから外れ、エンバクミルクが勢力を拡大したのでしょうか?栄養成分やダイエット効果がヘルシー志向なニューヨーカーに受け入れられたこともありますが…
実はオートミルクは、牛乳同様に泡立てることができるんです!
なんだ、そんなこと…っと思うかも知れません。しかし、泡立つことでカプチーノなど牛乳でなければ不可能だった飲料や調理でも楽しむことができるのです。
あまり牛乳を泡立てない方にはピンとこないかも知れませんが、幅広く活用されたことで、より身近で取り入れやすい飲料として根付き、豆乳を含む多様な代替ミルクの中でも抜きん出た人気を博しています。
いつか日本にもその人気が飛び火するかもしれませんね!
How Healthy Is Oat Milk, Exactly? The Answer May Surprise You