ダイエット 2019.04.11

生理周期を4つの期間に分けて、それぞれの時期に合わせたダイエットとの向き合い方

生理周期を4つの期間に分けて、それぞれの時期に合わせたダイエットとの向き合い方

個人差はありますが「25~38日間隔」で訪れる生理周期、この生理周期を4つの期間にわけて、それぞれの期間に合わせたダイエットとの向き合い方についてご紹介します。

生理中(1~7日目)

生理が始まった日を1日目としてカウントして、1日目~7日目までは、腰やお腹が痛くなったり、貧血気味になられる方も多いのではないでしょうか。

この期間では無理なダイエットや食事制限はNGです。まず体調のことを考えて無理しないこと、また運動による効果も低い時期です。まずは体調を回復させることをオススメします。

ただし、ヨガなどの軽い有酸素運動はストレス解消に、間食を控えることは体重のキープに、効果はありますので無理のない範囲で普段行っている習慣を続けるということには意味がありますのでオススメします。

生理後~排卵期(8~14日目)

この期間は、生理前や生理中に荒れたお肌の調子が戻ったり、代謝も活発になり、ダイエット効果が非常に高い時期です。

体調も戻り積極的に運動などを行ってみましょう。この黄金期を逃さないためにも、生理中に無理のない範囲で運動を習慣付けておくのも大切です。

また、過度な食事制限をすれば一気に体重は落ちますが、それは体の中で必要なものが消費されただけですので、逆効果になってしまう場合や体調を崩す原因となりますので、バランスのよい食事を心がけること、食べなさ過ぎないこと、GL値に気をつけるなどを心がけてみてください。

排卵後(15~21日目)

この期間は、生理後~排卵期でダイエットした効果を体に馴染ませる体の調整期と考えてください。

ダイエット効果はそれほど高くないですが、体重をリバウンドさせない、日々の習慣を途切れさせない、といった心がけが大切です。

また、運動を継続することで少しでも筋量が増えることにより、代謝は上がりますので、この先の効果のための投資時期と考えてもよいと思います。

生理前(22~28日)

この時期は、ホルモンの働きによって水分などの余分なものを体に溜め込んでしまう時期です。

ダイエットを継続していても、体重が増えてしまうなんてこともあります。ですが1.5kgぐらいの増加はそれほど問題はありません。この時期を終えれば自然と溜め込んだものは排出されていくからです。体重が増えたからといっていままでの習慣をやめてしまったりすることは非常にもったいないです。

成人では体の約60~65%は水分です。つまり私たちの体重のかなりの重さを水分が占めていることになります。1日に約2ℓ(2kg)は尿や汗などで排出されているといわれていますので、それらの排出が減ってしまっている、溜め込んでしまっていると考えればイメージしやすいのではないでしょうか。

4つの時期をまとめると

・生理中(1~7日目)
体調回復に専念する、無理のない範囲で運動習慣を続け、食事制限はバランスよく食べ過ぎない食べなさすぎないを心がける

・生理後(8~14日目)
ダイエット効果が非常に高く、積極的に運動をしてよい時期、食事制限はバランスよく食べ過ぎない食べなさすぎないを心がける

・排卵後
生理後のダイエット効果を体に馴染ませる、効果は低いが運動などの習慣は続け、将来への投資とする。

・生理前
水分などの余分なものを体に溜め込んでしまうため、体重は増えてしまうかもしれないが、これを過ぎれば自然と水分代謝も増えるので気にしないこと。暖かいお風呂やデトックス効果のある食物を食べるなどして、体に溜め込まないように心がける。

何事も無理しないこと

やってみて効果がないと嫌な気分になりがちですが、すぐに体重が落ちたりするものは、単純に水分や体に必要なものが消費されただけでダイエットの本当の目標とはズレていることがほとんどです。

人間の体には「恒常性」という働きがあります。「恒常性」とは常に一定の状態を保つ働きです。例えば体温を一定に保つのも恒常性のひとつです。

体を構成する筋肉や脂肪や水分などにも同じことがいえます。常に一定に保つ働きがあるのに、一気にそれらが消費されたらどうなるでしょうか?恒常性が働き一気に元に戻そうとします

この「一定の状態」を少しづつ少しづつ変えて、目標の体重やプロポーションが「一定の状態」になる、体に馴染むまでが本当のダイエットと言えるのではないでしょうか。

そのためには、無理せずマイペースに食事に気をつける、運動習慣をつけるといったことが遠いようで一番の近道になると思います。

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