食事制限しているのに痩せない!そんな経験をしたことはありませんか?私はあまりに痩せず、追い詰められた結果コーヒーだけで1週間過ごした経験がありますが何故かちょっと増えたことがあります。栄養学的には食べる量を減らしても運動をしても「=痩せる」にはならないそうです。では、一体どうすれば痩せるのか?それは、食事を引き算するのではなく足し算!
「足し算ダイエット」
「足し算ダイエット」を提唱するのは東京慈恵会医科大学附属病院の栄養士、濱 裕宣(はま ひろのぶ)氏と赤石 定典(あかいし・さだのり)氏です。
東京慈恵会医科大学附属病院栄養部課長。『慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ』(出版文化社)など、多数の健康レシピ本にかかわる。給食栄養管理と臨床栄養管理をバ ランスよく機能させ、患者の立場に立った食生活の向上指導にあたる。
東京慈恵会医科大学附属病院栄養部係長。『慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ』(出版文化社)などのレシピ本のプロジェクトリーダー。栄養食事指導によって、病態改 善・治療・治癒への貢献を目指す。
著書 「慈恵医大病院栄養士のちゃんと食べる足し算ダイエット」 によると 必要な栄養素を「足し算」することで、栄養サイクルを整える…痩せる為に不足している栄養を補うというものです。
糖質やカロリーを気にして、引き算してしまうことで体が栄養不足になり、食べたものをエネルギーに変えられず、基礎代謝が低下。さらにはエネルギーを体内に貯め込みやすくなって、かえってやせられない体質になってしまうのだそうです。
太っている方は正しく「足し算」することで確実にやせられるというのが、栄養学的には「当たり前」のこと。
例えば、糖質を控えたり単品ダイエットをおこなうこんな食事。
もし、痩せたとしてもリバウンドは確実ですよね。
足し算して栄養バランスを整える方が確実に成功します。
何日までに何キロ痩せる!みたいなダイエットではありませんが、確実に痩せて体型を一生キープするのなら、正しい栄養バランスの食事を毎日実践する方が遥かに有効なのは納得ですよね。それが難しいから太ってしまうというのもありますが…。
足し算ダイエットを詳しく知りたい方は、やせる食べ方、やせる栄養素、やせる食材を使ったレシピ、で「足し算ダイエット」を解説した「慈恵医大病院栄養士のちゃんと食べる足し算ダイエット」をご覧ください。
監修:濱裕宣 赤石定典
発売元:株式会社 扶桑社