男性も女性も鍛えると、途端に裸がカッコ良くなるのが腹斜筋、シックスパックの横の筋肉です。
赤い丸の部分が腹斜筋の中でも人魚筋と呼ばれる箇所です。トップ画の女性にもありますね。トレーニングを重ねた勲章的なライン。
腹斜筋 を鍛えると引き締まった印象のくびれが完成します。ラブハンドル対策になるほか、シックスパックやお尻のまるみを際立たせる効果もあります。魅力的な体をつくるなら、鍛えておきたい箇所ですね!
■自重で鍛えよう!
ピンポイントで鍛えることが難しい筋肉なので、ウエイトを使うことで軸がズレてしまいがちです。既に鍛えている方はともかく、はじめて鍛える方は自重からスタートするのがお勧めです。
■重要なのは「ひねり」
腹斜筋は特に体を捻る時に大きく使われる筋肉です。右に捻るときは左の腹斜筋を、左に捻る時は右の腹斜筋を使います。
■クロスクランチ
1.仰向けに寝ます。
2.肩甲骨を少し浮かせ、両手を頭の後ろに添えます。
3.右足をまっすぐのばします。
4.左脚を右胸に引き寄せ、右上体を左に向かって捻ります。
5.右脚の膝を曲げて、左脚を伸ばします。
6.左右5回繰り返します。
クロスクランチには他にも肘と膝をくっつけるもの、上体を起こすもの、片手を地面にくっつけるものなど、様々な方法があります。「これは合わないな」と思ったら、ほかのクロスクランチを試してみましょう。腹斜筋を意識できて、首に余計な力が入らないスタイルがお勧めです。
■ハンギングワイパー
1.鉄棒やバーにぶら下がります
2.左右のつま先を揃え真上目指して下半身のみを曲げます。
3.つま先を右90度に運びます。
4.つま先を左90度に運びます。
手は順手、逆手どちらでも大丈夫です。上半身をできるだけ動かさないことと、捻る時に腹斜筋を意識することが重要です。きつい場合は膝を曲げて行っても大丈夫です。
もっと簡単な方法として、横向きの腹筋運動があります。横向きに寝て上半身を起こすだけの運動で、筋肉の動きが分かりやすいことが利点です。また、ジムやフィットネスクラブの中にはサイド用のシットアップベンチが置いてある所もあるので、見つけたら是非活用してみてくださいね。