今の時代、スマートフォンやパソコンで、いくらでもダイエットに関する知識を手に入れることができます。でも、その情報って本当に正しいの？RIZAP株式会社は全国の老若男女がダイエットに対して正しい知識を持っているのかを計るため、ダイエットIQに関する設問サイトを 2019年 4月 19日に開設し、事前に行った全国 20歳～ 69歳の男女 6,580名を対象とした診断結果を公開しました。
ダイエットIQは、＜マインド編＞、＜基礎知識編＞、＜運動編＞、＜食事編＞、＜生活習慣編＞の5つのカテゴリーに分けて出題される問題の回答から“（回答数－平均点）×24/標準偏差+100”で算出したものです。
■都道府県別ダイエットIQ
テストの最高得点者は山形県在中 50代女性でIQ 148.9でした。しかし、各都道府県の中で最もIQが高かったのは北海道でIQ 105.0。カテゴリー別で見ると、基礎知識編（IQ 105.3）と運動編（IQ 104.5）が各都道府県の中で最も高く、生活習慣編（IQ 103.1）も各都道府県の中で3番目に高い結果となりました。
テストの最低得点者は 千葉県在中 50代女性でIQ 55.5でした。各都道府県の中で最もIQが低かったのは秋田県でIQ 95.1です。カテゴリー別で見ると、マインド編（IQ 95.9）、基礎知識編（IQ 95.1）、食事編（IQ 95.7）が、各都道府県の中で最も低く生活習慣編（IQ 96.8）も各都道府県の中で3番目に低い結果となりました。
■ダイエット方法別ダイエットIQ
実践しているダイエット方法で見てみると、最もIQが高かったのは、レコーディングダイエットでIQ 103.7。IQ 120以上 130未満の割合が 13.6%と、各ダイエット方法の中で最も高かったそうです。行動(食事など)と結果(体重など)を記録し自分なりに分析することで、ダイエット知識の精査にも正確性が出るのかもしれませんね。
ダイエット方法別で最もIQが低かったのは、パーソナルトレーニングジムでのトレーニングでIQ 94.5。調査を行ったライザップもパーソナルトレーニングジムですので、シビアな結果となってしまいましたが、ライザップの見解としては、運動や食事などの管理をトレーナーに任せてしまうジムでは、正しい知識が身につかず、トレーニングジム通いを止めるとリバウンドしてしまう可能性に触れていて、ライザップでは正しい知識がつくよう徹底指導しているとのことです。
続いて、「ローフードダイエット」や「ヴィーガンダイエット」など近年話題となったダイエットもIQが低い結果になりました。＜基礎知識編＞問題で、全体の正答率と比較して低い傾向が見られたそうで、楽ちんダイエットや流行りものに飛びつく一方で基本知識はそっちのけになってしまう傾向があることが伺えます。
■男女別ダイエットIQ
上記の結果を見て明らかかと思われますが、男性の方が女性よりダイエットIQが高い結果となりました。IQは男性IQ 101.5、女性IQ 98.5。特にIQ 120以上になると男性の割合が23.4%に対して女性の割合は16.6%とかなりの差が出てしまいました。男性は30代と40代、女性は40代と50代のIQが高く、また男女共に 20代と 60代のIQが低い結果となりました。
女性の中には新しいダイエットに興味があればとりあえず試してみる方や、一時的に痩せたいだけという方もいるのではないでしょうか。個人的に心あたりがありすぎて…。ダイエットにはどうしたって近道が無いことを悟る 40代 50代のIQが高いことも納得です。その年代の女性ってストイックですよね。
また、高齢者に関しては過去に学んだ知識がそのまま更新されていないため、正答率に影響が出たものと思われます。
ちなみにこのテスト、「太ったことがないからダイエットをしたことがない」という羨ましいタイプの方からの回答もあり、そういった方は＜運動編＞IQ 101.8、＜生活習慣編＞IQ 101.7と、ダイエット経験比率の中で最も高く、ダイエットする間でもない太らない生活習慣が日常化してることが伺えます。
ライザップのボディメイクに挑戦したタレントのテスト結果は以下のとおり。
梅沢富美男さん： 160
佐藤仁美さん： 170
ダレノガレ明美さん： 136
確かにダイエットについて研究していそうな御三方。知識についてもストイックに吸収することで体型維持も難しくなくなるのかもしれませんね。
参照：
ダイエットIQ全国統一テスト
～全国の男女6,580名を対象にIQテストを実施～ 『ダイエットIQに関する調査』全国を対象に、あなたのダイエットに対する知識は本当に正しいのか？を検証
