イマドキ“ダイエット”は、ボディメイク目的のワークアウトが中心です。食事を厳しくに制限するダイエットとは異なり、成果をより発揮する為には食事の内容とタイミングが重要になってきます。ダイエット情報発信サイトmicrodiet.net(マイクロダイエットネット)は4月22日、調査レポート「運動の効果を最大化する食事の摂り方」を公開しました。
■運動開始までの時間別メニュー
運動30分前
消化のいいものでエネルギーに変わるもの。
液状、ゼリー状、フルーツ
バナナ、果汁ジュース、栄養補給ゼリー飲料など
運動1時間前
脂質が低く糖質(炭水化物)を補給できるもの。
量は小腹を満たす程度。
おにぎり、お茶漬け、お粥、うどん
固形の栄養補助食品
運動2時間前
2時間前までは通常の食事を摂ってもOK。
短時間でエネルギーに変わりやすい糖質を中心に摂り
タンパク質と、消化効率が落ちるので脂質は控えめに。
■運動後の時間別メニュー
運動直後
筋肉を付けるゴールデンタイムなので積極的に
タンパク質の摂取を!併せてエネルギー補給として
糖質を摂取するのもお勧めです。
(運動直前に糖質を摂取した場合は不要)
プロテインドリンク・ゼリー
おにぎり、バナナ
運動後1時間以降
高タンパク低脂肪のメニュー
鶏胸肉
糖質は麺やパンよりもご飯、白米よりも玄米、雑穀米
同レポートによると、運動前については、特にお腹が空いていないのであれば食べなくても大丈夫なようです。重要なのは食べるのであれば30分前までが鉄則という点です。
何故かというと、それは消化に血液が必要だからです。消化器官に集まるはずの血液が、運動によって全身に巡ってしまえば消化不良に繋がります。運動をすると脇腹が痛くなる現象も、消化が終わっていないことによるものと言われています。因みに食事直後のお風呂も同じ理由から消化不良に繋がります。
筋肉を効率よく付ける為には運動後の食事が重要です。運動後の体は運動により傷ついた筋肉細胞の修復を始めており、栄養素の吸収率も高い状態です。平常時と比較すると、筋肉へのアミノ酸輸送量は約3倍にもなると考えられています。運動直後のタンパク質摂取は筋肉増強や筋肉痛の軽減、疲労回復などの効果も高めてくれます。
マイクロダイエットでは運動後45分以内の食事を推奨しているそうです。ダイエットやカロリーやトレーイングの回数、時間にこだわる人はいても、食事のタイミングという日常習慣について見直す方は少ないのではないでしょうか。一時期「何時以降は食べてはいけない」などと言われていましたが、時間帯ではなくトレーニングをしたらなるべく早く食事ができるように習慣付けておくことがダイエットの勝ち筋コースということなので、意識して試してみたいですね!
参照:
運動の効果を最大化する食事の摂り方
ダイエットと健康に関する最新レポートをmicrodiet.netにて公開 『運動の効果を最大化する食事の摂り方』