アイテムダイエットフィットネス 2019.07.20

トレーニング1分でエアロバイク45分相当！世界一効率がいい最高の運動を集めてみた

毎日長時間の筋トレなんかしてられるか！っという方に向けた、短時間でダイエットと筋トレの効果を得られる運動法「HIIT(ヒット)」を集めた書籍「世界一効率がいい最高の運動」（川田浩志／著）が株式会社かんき出版から販売されました。男性をターゲットにした書籍ではありますが、そのメソッドは短時間で超効率的なので忙しい女性にもピッタリです。

ティップネス部長考案の特別プログラム掲載

フィットネスクラブ「ティップネス」のカリスマインストラクター、ティップネス部長こと、福池和仁氏が同書の為に考案した「筋肉を飽きさせない！効果倍増のHIITプログラム」が掲載されています。まずはとにかく一週目！ということで紹介されているのは、スクワットとマウンテンクライマーです。いずれも定番のトレーニングですね。しかも回数はかなり少ないように思います。こんな感じの1日4分程度の様々なトレーニングが掲載されているのですが、本当に効果はあるのでしょうか？

一般的にダイエットやトレーニングには「無酸素運動」と「有酸素運動」の組み合わせが必要で、有酸素運動では一定時間以上行わないと効果が無いとされてきました。しかし、短時間で負荷の高い運動と低い運動、（または休憩）を組み合わせることで効果を得ることができるのです。長い時間をかけない様々な選択肢が存在していて、同書ではこういった「HIIT」が集められています。

結果には個人差がありますが、HIITを行った方のビフォーアフターも紹介されています。対象者は日ごろの運動不足に悩む30〜40代の５名の男性です。

とはいえ書籍だと、メソッドの細かな部分ってわかりにくいですよね。同書ではQRコードから、福池氏が出演するHIIT動画が見れるので、写真だけではわかりにくいエクササイズもPCやスマートフォンから確認できます。

著者の東海大学医学部内科教授・川田浩志氏は、「現時点で、HIITほど“時間のコストパフォーマンス”に優れた運動方法を知りません。仕事や家事、育児、友だち付き合い、趣味と、常に時間に追われている現代人にとって、「最強最短の運動方法」と確信し、皆さんに知っていただかなくては！と今回本書の出版を決めました」と語っています。

HIITは世界中の権威ある医学論文に続々とエビデンス(脂肪燃焼・筋トレ効果、血圧・コレステロール・血糖値・認知機能の改善など)が発表されている世界中の医師がお墨付きの運動法とのことなので、何かはじめたいけれど、何からはじめれば良いのか分からない方は、気軽に試してみてはいかがでしょうか。

■著者：川田浩志 (かわだひろし)

東海大学医学部内科教授(血液内科学)、医学博士。日本ポジティブサイコロジー医学会会員、日本抗加齢医学会認定専門医、日本内科学会認定専門医・指導医、日本血液学会認定専門医・指導医、米国内科学会・米国血液学会インターナショナルメンバー。東海大学大学院修了後、米国サウスカロライナ医科大学ポストドクトラルフェローを経て、2015年より現職。2016年より医学部教育計画部長、2017年より副医学部長を兼任。スポーツの普及に力を注ぐ東海大学の教員として、運動を取り入れた健康医学の普及に務めている。そんななか、近年、爆発的に科学的なエビデンスの増えている運動方法「HIIT」に着目。短時間で健康効果の高い「HIIT」を推奨する、日本では数少ない医師である。専門分野について、講演依頼やTV・ラジオ・雑誌の取材も多い。著書に、『HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『長生きの統計学』(文響社)など。