アイテム体質改善 2019.08.04

足年齢は何歳?医療用下肢筋力測定器「ロコモスキャン」ジム普及へ

意外なことに、医学的な筋肉の評価は“筋量”ではなく“筋力”で決まります。いわゆる“見せる筋肉”を追求してジムに通うならば、筋力について意識しながらトレーニングをすることは少ないのかも知れませんが、最近では、生活の要となる足の筋力の状態、足年齢の測定をメジャーなものにしようという動きがあります。

現在、人気の足回りのフィットネスといえば、お尻から太ももの裏辺りまでのトレーニングですが、足年齢測定器「ロコモスキャン」が測定するのは下肢筋力、膝から下の様々な筋肉の力です。「ロコモスキャン」を開発したのは医療・健康関連機器などを製造・販売するアルケア株式会社です。これまで、リハビリテーションや高齢者の運動に対するモチベーションアップに繋げる狙いで医療機関を中心に展開していましたが、新たに、医療従事者の立会いなく使用できる筋力測定器を開発したことにより、様々なイベントやスポーツジム、企業の健康経営など幅広い活躍が期待されています。うまく普及すればスポーツジムのメジャーな計測機器に加わるかも知れません。

ロコモスキャンの仕組み

計測は片足をベルトで固定し、蹴り上げる方法で行われます。てこの原理の要領で、膝裏が測定部分に押し込まれ、大腿四頭筋を中心とした下肢筋力が測定される仕組みです。短時間で簡単に計測できることや、トレーニングによる筋力を変化がわかりやすいことが魅力です。更に「下肢筋力年齢」として全国8700人分の筋力値データに基づく相対評価が可能で、実年齢と比較することで自身の足の状態を実感してもらい、トレーニングプログラムの作成や、生活習慣の改善に繋げることができます。

何故、下肢筋力なのか

要支援・要介護の主要因はロコモティブシンドローム(以下 ロコモ)と呼ばれる運動器の障害です。転んで救急搬送される事案をニュース等で見かけますが、その要因の一つが膝下の筋力(下肢筋力)の衰えにあります。足の筋力は腕に比べて低下しやすいのです。勿論、お尻や太ももの筋力も重要なのですが、下肢筋力が衰えると、歩行時のつま先を上げる動作が小さくなる、筋肉や筋が固くなって衝撃を緩和できないなど、より転びやすく、転んだ時に大怪我をしやすい環境が整ってしまいます。これは高齢者に限ったことではなく、下肢筋力が低ければ、誰にでも起こり得ることです。「サンダルを履くと何故かコケやすい」「小さな段差でつまずく」なんて経験がある方は注意が必要です。

年齢に関わらず早期から足の健康を維持することは重要です。長い人生の中で、自分の足で行動できる時間を伸ばすことができますし、ムクミの改善や、ダイエットの効果を得やすい身体づくりにも貢献します。アルケアは、ロコモスキャンを誰でも測定できる程身近な存在にすることで、筋力測定が定期的なものとなり“「つよいあし」は美しい”が普及していくことを目指していく考えです。

社名   : アルケア株式会社
代表者  : 代表取締役社長 鈴木 輝重
本社所在地: 東京都墨田区錦糸 1-2-1 アルカセントラル 19階(〒130-0013)
事業内容 : 医療機器・医療用消耗材料の研究開発、製造、販売業
ヘルスケア事業Webサイトhttp://www.alcare.co.jp/healthcare/index.html
代表TEL  : 0120-770-175

「つよいあし」は美しい  人生100年時代を楽しむために、作りました。 あしの年齢がわかる測定器レンタルスタート 

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