具体的にどれくらい野菜が不足しているのか、または十分摂取できているのか?家族間でも揉めることのある野菜の摂取量について、白黒つけてくれる装置がイオンに設置されました!これは是非試してみたいですね。
イオンフードスタイル山科椥辻店に設置されたのは、2020年2月12日に販売された「ベジメータ(R)SC(セルフチェック)」です。従来装置である「ベジメータ(R)」は、より精度が高く専門家と非被検者が「対面」で測定する場合や、医学的研究で使用される場合を想定されているのに対し、「ベジメータ(R)SC」は利点客が気軽にセルフチェックできます。
計測方法は、カンタンです。機械に指を突っ込むんです。何となく血糖値測定のように針で指を刺されて採血されそうな予感がしてしまう形状ですが、皮膚からの光の反射を測定し、得られた反射スペクトルから、皮膚の食事由来カロテノイドレベルを測定する装置です。光の反射を見るだけで、採血はされません。
測定した0~1200までのべ時スコアをA~Eまでの5段階で評価します。
ベジスコアは変動する!小まめなチェックが必要。
ベジスコアが平常でも小まめに測定することが重要です。っというのもスコアは仕事が忙しかったりして簡単な食事が続いた…というような、ちょっとした食の変化で変動します。
体重同様、小まめに計っていないとリバウンドしてしまうことも多々あるようです。
なんでも国民健康・栄養調査によると目標野菜摂取量である350gに達している人は国民の約30%なのだとか。実際にデモ機で1万人を測定してみたところ350gに相当する「野菜を十分摂れている人」の割合は20%~30%と、栄養調査とかなり近い結果に…。
350gって結構な量ですよね。意識して摂りつづけないと達成できない数値だと思います。
野菜ジュース併用で改善した例も
野菜不足に陥ってしまうと、1品サラダを加える程度では改善しなくなってしまいます。ただし、意識的に野菜を摂ることに加え、野菜ジュースを飲むことで改善した事例があります。上図は1年間継続測定した例です。所々下がっているのは忙しくて食事を手抜きした期間なのだそうです。
一度良い数値が出たからといって安心せずに、日頃から意識的に野菜を摂ることが大事ですね。
設置期間について
今回の山科椥辻店への設置は、野菜の売れ行きに変化が出るかの実験なのだそうです。一応、3月上旬からの常設へ向けて行われているので、ポジティブな成果が上がれば山科椥辻店から撤収されることは無さそうです。
できればご近所のイオンで頻繁に試してみたいのですが…実験の成果がかなり良いものになればご近所のイオンにも設置されるかもしれませんね。
野菜不足を“見える化”する装置「ベジメータ(R)SC」新発売 日本第1号機「イオンフードスタイル山科椥辻店」に設置 店頭で、野菜摂取量を増やすことを目指します。