アイテムニュース 2019.05.29

伸び率2倍!ヘルスケア・フィットネスアプリ利用者急増中。

スマートフォンが身体の一部のようになっている方も多いのではないでしょうか?その利便性の高さから肌身離さず持ち歩くことが日常化する中で、健康ツールとの繋がりも強くなりつつあります。また、スマートウォッチの登場で、より気軽にヘルスケアアプリやフィットネスアプリが活用できる環境になったと言えるでしょう。

ソフトブレーン・フィールド株式会社が20代から60代の男女4,477名に行った調査によると、ヘルスケアアプリやフィットネスアプリの利用経験者は約3割程。3割と聞くと少ないように思えますが、この2年の利用率は5%から10%へ推移しており、約2倍と急速に伸びています。

利用者が、アプリで管理している項目は「歩数・歩行距離」が75.9%でもっとも多く、続く「体重」が51.8%、「体脂肪率」が22.4%でした。

ダントツで利用者の多かった「歩数・歩行距離」については、「目標歩数を設定してそれをクリアするために、できるだけ歩くようになった。(60代男性)」や、「歩数計の設定値を1万歩にしているので、通勤時、バスを止めて毎日設定値以上歩くようにしている。(60代男性)」などの声があり、スマートフォンを持ち歩くだけで自然に計測できることから継続的に利用していることが伺えます。

「体重」に関しては、「毎日の体重を記録しているので増えた時に気をつけるようになった。(30代女性)」や「体重や体脂肪率を数字で見ることにより、運動をするモチベーションになり、ダイエットに成功した。(40代女性)」など、健康管理目的だけではなく、ダイエットや美容目的での管理に利用している声がありました。

利用することにより得られたメリットとして最も多く挙げられたのは「いつでも健康や運動などの管理ができるようになった」で33.0%と最も多く、「楽しく健康や運動などの管理ができるようになった」23.4%、「健康をより意識するようになった」23.2%と続きました。

これについて、「スマホはいつでも持ち歩くので、忘れることがなく健康管理ができる(50代女性)」、「アプリだとゲーム感覚でエクササイズが続けられるので運動が継続できた。(40代男性)」、「以前は、なんとなく漠然と体調の管理をしていたが、アプリで数字やグラフで目にすると反省し改善しなくてはと意識が強くなった。(60代女性)」などの声が上がり、少数意見の中には「好きな時間に運動ができるようになった(5.1%)」、「ジム通いを止め節約につながった(2.3%)」など、ジムやフィットネスクラブの代わりとしての利用もありました。

また、「離れている両親の体重を管理をしている。(50代男性)」、「病院受診の際の参考になるように、日々の血圧や体調を管理してる(60代女性)」など、病院や家族で共有する例もみられました。

調査結果を受け、ソフトブレーン・フィールド株式会社は、「無理せず継続できる健康管理方法のひとつとして、ヘルスケア&フィットネスアプリの市場は活性化し、今後注目を浴びることになることが予想される」としており、より利便性の高いアプリや、より専門性の高いアプリなどの登場も期待されます。

現在、様々なヘルスケアアプリやフィットネスアプリが登場していますが、利用者の84.7%が「無料アプリ」を使用し、64.6%が「操作のしやすさ」を重視していたそうです。毎日利用するアプリなので、安易に操作でき、懐にも優しいものから試してみても良いかもしれませんね。

参照:
ヘルスケアアプリの利用経験者は3割、 利用者の半数以上が「ほぼ毎日利用」 

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