絶対安全だけど効果的な糖質制限をしたい方に朗報です。練馬区の医療型フィットネス「保谷のフィットネス」が管理栄養士による栄養指導を取り入れ、個人にあった糖質制限とトレーニングをサポートするサービスを開始しました。

糖質制限は短期間で痩せることから人気のダイエットとなりましたが、その一方で過度な制限で健康を著しく害する事例もあり、危険であると問題視されていました。

健康意識の高い昨今、ダイエットだけではなく、筋トレや体質の改善、疾患予防など、目標は人それぞれです。そんな中、パーソナルトレーナーの様な個人に合わせたフィットネスやトレーニングが注目を集め、有酸素運動や筋トレが目標達成の主流となりましたが、これまで個人に合わせた食事面の栄養ケアを主流としたフィットネスは存在しませんでした。

医療型フィットネスは、ジムのパーソナルトレーナーから受ける栄養指導とは、一体どうちがうのでしょうか？

ジムやフィットネスクラブで糖質制限を行う場合「糖質を制限して、お肉と魚、ナッツ類を食べましょう」など、一辺倒な制限を行い、日数とトレーニングで調整する形が主流です。

医療型フィットネスでは医師や看護師のほか、食事面に管理栄養士が、トレーニング面に理学療法士が関与し、目標達成までをサポートします。

まず、糖質制限では、何をどのくらい食べてよいのか、食材やメニューの具体的なイラスト付きの説明用紙が提示されます。更に、食事と活動パターンからの血糖値変動を視覚的に提示する為、血糖測定器を持続して使用します。これにより、一人一人の生活リズムや生活環境に合わせた食品や食事の時間、外食時の食品の選び方など、具体的なアドバイスが可能なのです。

また、トレーニングでは、目標に応じ、筋力を数値化するなどし、必要なトレーニングを行うことで筋肉量の維持増強をサポートしていきます。

会員は個別に丁寧な対応が可能な上限100名に限定され、入会金は5,000円、月会費は平日18,000円、土日祝日21,000円で週1回のトレーナー指導と月1回のパーソナルレッスンが行われます。

特にダイエット中は、成果が出ないと焦って極端なことをしてしまいがちです。また、高齢者には誤った糖質制限での害が出やすいと言われています。美容意識、健康意識の高い方や、糖尿病でどうしても必要な方、制限を始めるきっかけは様々で必要となる制限内容も異なります。こうしたサービスの登場は、自分の身体にあった制限内容の見直しをする良いきっかけになっていきそうです。

参照：
ウェアラブルディバイスや血糖測定など話題の医療型フィットネスに管理栄養士による栄養指導を導入　　
メディカルトレーニング