WEBコミック、漫画、アニメと幅広く大人気の「ワンパンマン」。その主人公サイタマのトレーニングを真似すると痩せるのは勿論、いい感じに筋肉も付くということで、じわじわ人気が出てきています。
サイタマ式トレーニングはコミック内でも紹介されていて、その内容は「腕立て伏せ100回　上体起こし100回　スクワット100回　そしてランニング10km　これを毎日やる!!!」というもの。これでヒーロー級のパワーが手に入るかはわかりませんが、実際にチャレンジした一般の方がSNSにビフォーアフターを載せたところ、効果絶大すぎると大きな反響を呼びました。各100回に10kmという、頑張ればできなくも無いリアルな数字と、自重であること、トレーニング内容が全身に及ぶことから「サイタマが言うならやってみるか」と一念発起しやすい内容ではあります。

目新しい筋トレやマシンが次々と登場する中、基本のトレーニングについて忘れてしまいがちです。正しく行えば実際に効果があるからこそ、今一度見直してみることで新たな発見がありかもしれません。

■腕立て伏せ

腕立て伏せは、バリエーションは数あれど、フォームが全てと言われているトレーニングです。今回は基本の腕立て伏せを紹介します。

1、両手をつきます。

手を置く位置は肩幅より拳2つ程広めで肩の真下に手の甲がくるよう意識してください。

2、つま先をつきます。

身体は棒のようにまっすぐ。腹筋と背筋を使い、お尻が出っ張ったり、凹んだりしないように意識してください。

3、腕を曲げて身体を下げます。

視線は1メートル先。床につかないギリギリまで身体をゆっくりと下ろし、1秒キープしましょう。

4、身体を起こす

地面を押して身体を起こします。

■上体起こし

いわゆる腹筋トレーニングです。首や腰が痛くなる場合は他のフォームを試してみてください。

1、床に仰向けになり、膝を90度に立てます。

2、両手は胸の前にクロスさせ、手は軽く握って拳をつくります。

3、腹筋を意識しながら、上体をゆっくりと垂直まで起こします。

4、肩甲骨が地面に付くまで身体を戻します。

こちらも反動はつかわないでください。腹筋が使えているかわからない場合は、お腹を触りながら行うのがお勧めです。

■スクワット

足の幅を狭める程脚に効果的、広げるとお尻に効果的、と言われています。

1、足を肩幅と同じか、肩幅の倍の幅に広げて立ちます。

つま先はやや外側、膝とつま先が一直線になるよう意識してください。

2、ゆっくりと、少なくとも地面と太ももが平行になるまで上体を下げます。

腹筋、背筋を使い背筋をまっすぐ保つことと、顎を上げないことを意識してください。

3、膝が伸びきらない程度まで上体を起こします。

太もも裏やお尻の筋肉を意識してください。

ワンパンマンは、あらゆる敵を一撃で倒す“平熱系最強ヒーロー”サイタマの活躍を描いた作品で、ONE氏原作、村田雄介氏漫画にてWEBコミックサイト「となりのヤングジャンプ」(集英社)にて連載中、TVアニメはテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知にて毎週火曜日深夜1時35分より放送中です。

ハイブリッド型総合書店「honto」の調べによると、2018年のゴールデンウィーク電子書籍売上1位は「ワンパンマン 16」。「なんとなくダイエットや筋トレのスイッチが入らない」という方は、ゴールデンウィークにワンパンマンをおさらいすることで、もしかしたらモチベーションが復活するかもしれませんね。

参照：
TVアニメ「ワンパンマン」公式サイト
2019年4月より第2期放送が決定した大ヒットアニメ　TVアニメ『ワンパンマン』Blu-ray BOX ＆ DVD BOXを12月2１日発売　
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