ニュースフィットネス 2019.04.22

車椅子でも通いやすい24時間フィットネスへ。エニタイムがユニバーサルデザイン店舗スタート。

ANYTIME FITNESS 車椅子でも通いやすい24時間フィットネスへ。エニタイムがユニバーサルデザイン店舗スタート。

スポーツジムやフィットネスクラブに通い、ダイエットやボディメイク、健康などの為にトレーニングを行う…それは、自分で立てた目標に自身の身体ひとつで立ち向かう孤高の時間です。そんなフィットネスの“超プライベート”とも言える特性、その前提に変化の時が訪れたようです。

男女共用24時間フィットネスクラブ「ANYTIME FITNESS(エニタイムフィットネス)」を運営する株式会社Fast Fitness Japanは2019年3月20日、シニア世代や身体が不自由な方を含めたすべての人が利用出来る“ユニバーサルデザイン店舗”をスタートすることを公表しました。フィットネスクラブへ通いたくとも難しい方々も、当たり前に通えるような社会を目指した活動です。

これは同社のSDGs(持続可能な開発目標)に則した活動「社会とつながろう!OPENフィットネス宣言」の第二弾です。SDGsとは“地球上の誰一人として取り残さない”という考えのもと2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。更に、エニタイムフィットネス等々力店オーナーである元プロレスラーの小橋 建太氏が長年支援している「がんの子どもを守る会」への協賛を発表しました。

ちなみに「社会とつながろう!OPENフィットネス宣言」の第一弾では多摩センター店を車椅子でも通行しやすい店舗へと改善させました。現在、段差はスロープに、通路は幅広く取られています。

エニタイムフィットネスは「社会とつながろう!OPENフィットネス宣言」の活動によりフィットネスクラブを日常的な空間にすることで、もっと社会と繋がり、日本のフィットネス参加率“総人口の3%”を“総人口の10%”に引き上げる狙いです。

フィットネスクラブを個人的なトレーニングだけの空間ではなく社会と繋がる開かれた場所へと変化させるという試みは、従来の“超プライベートな時間”の他にこれまでフィットネス通いが困難であった方々の“重要な活動の場”という新しい意味を与えようとしています。現在フィットネスに通っている方に直接的な変化は起こらないかもしれません。でも、フィットネスクラブが誰かの大きな可能性の場になるかもしれない…そんな風に考えると、いつものトレーニングも、ちょっとワクワクしながら取り組めそうですね。

参照:
ANYTIME FITNESS
『社会とつながろう!OPENフィットネス宣言』 第2弾日本のフィットネス人口増加に貢献すべく、ユニバーサルデザイン店舗をスタート! 元プロレスラー小橋 建太氏とともに「がんの子どもを守る会」 協賛
2030アジェンダ 国際連合広報センター

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