健康管理にも、ダイエットにも、筋トレにも。絶対的に欠かせない要素と言えば“姿勢”です。大正時代から続く老舗治療院「仲野整體(せいたい)」の4代目としてこれまで18万人以上を治療してきた仲野孝明さんが、疲れをためずに良い状態をキープできる体の使い方について、書籍「調子いい!がずっとつづく カラダの使い方」にて公開しました。この本、物凄く分かりやすいんです。それはもう、読んだ傍から実行できます。
背中をまっすぐに!と言われても、どの状態がまっすぐなのか、どうすればまっすぐになるのか分からない方は多いと思います。実はこんなに簡単にできちゃうんです。壁に5点を付けて立つだけ!この立方が一番疲れないのだとか。
「歩く時はみぞおちから脚が生えているように!」実際にみぞおちから歩くことはできませんが、意識いてみると普段使わない筋肉を連動して動かしている感覚に…。意識しなくてもできるようになれば、美しく疲れにくい歩き方が手に入ります。
著者の仲野さんは今まで0歳〜108歳、18万人以上の体を治療したそうですが、「正しく立つ、座る、歩く」ができた人はほとんどおらず、街なかでも「正しく歩けているなぁ」と感心する人は、100人に1人くらいなのだとか。この正しくない=身体に負担のかかる動作を繰り返すうちに「疲れる体」「調子の悪い体」に繋がるとして、書籍の中でも注意を促しています。
書籍の中にはこんな夏に役立つ情報も!
1 体が疲れにくい寝方とは?
良い睡眠を得るためには、寝ているときに適度な寝返りを打つことが大事です。
寝返りを打つことで、骨格や体のゆがみを戻したり、血液やリンパの流れをよくして老廃物の排出を促すという効果があります。成人は一晩に 20〜30 回寝返りを打つといわれています。あまり寝返りを打っていないな、と感じる人は寝る前に寝返りの練習をしてみましょう。
2 朝スッキリ目覚める方法は?
ポイントは、目が覚めたらいきなり起き上がるのではなく、布団の中で背伸びをすること。眠っている間は、リラックスした状態をつくり出す副交感神経が優位になり、日中は活動するための交感神経が優位になります。朝、目覚めストレッチを行うと、この切り替えがスムーズになります。朝スッキリ起きられない人は、ストレッチを毎朝の習慣にしてみましょう。
3 かたい布団とやわらかいベッド 体にいいのはどっち?
やわらかいベッドと、かたい布団。どちらのほうが良い睡眠を得られるでしょうか? 正解はかたい布団。かための寝具は自由に寝返りができて睡眠の質がアップします。反対に、ふかふかの寝具は体が沈んで寝返りしにくいのです。寝具は、床のかたさがわかるくらいの厚みだと、寝ている間に寝返りや伸びがしやすく、自然と背骨の調整ができます。一番理想的なのは、畳や床の上に布団を敷いて寝ること。
調子いい!がずっとつづく カラダの使い方
著者:仲野孝明
発売日:2019年07月05日
ISBNコード 978-4-8014-0068-9
A5変形/並製/160P(本文2C)
価格:1,300円+税
正しく体を使えているのは100人に1人だけ!?〜書籍「調子いい!がずっとつづく カラダの使い方」を7/5 全国の書店で発売〜